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別れの日

私の場合、洋服を選ぶのが一苦労なのである。/身長に合わせると幅が入らないし、幅に合わせると丈が長くて、全体のバランスが崩れる。

などと書いてある。
群ようこの自宅マンションを知っていたら「あなたはなぜ私のことを勝手に本に書くのですか」と言って玄関先に立つところである。

背が低くて幅がある地蔵体型の持ち主にとって、服選びは悩みの種なのだ。
可愛い店で裾上げせずに可愛いパンツを買おうと思ったら、七分丈を買わなければならぬ。
ブーツカットは長袴、ロングスカートはおひきずりである。
いわんやスーツやフォーマル、きれいめ外出着は難儀である。オフィスカジュアルとやらもツラいものがある。
いっそのことと子供服を試しても、腕やら腹やらおさまらないし…。

自分の体型に合って着心地よく、デザインも良い服との別れを迫られた群さんの未練心はよくわかる。
次を探すのがたいへんなのである。


先日、スーパーマーケットの2階に「股下68センチ・のびのひらくちんスラックス・涼感」とポップのついたラックが置いてあった。
丈が短めで、ウエストが伸縮するズボンがたくさん吊るさがっていた。
ああ、こんな感じのズボン、おばあさんがよく穿いてるなあ、と思わせるデザインだった。
私にぴったりだった。

地蔵体型向きの幅ゆったり・丈ひかえめサイズでおしゃれなシルエットの服を売る服屋が増えてはくれないか。
できればうちの近所で。



群ようこ
財布のつぶやき






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ダイイング・アイ

死んだ妻を甦らせる人形師、という、倒錯も退廃もなんとでもなりそうな人物が登場するが、東野圭吾はそういう芸風ではないので、そのへんは、まあ、普通なのだった。

風呂で読み切れるほどにさくさく読めるので、ついついなぐさみに手に取るが、なんか、まあ、普通だったなあ…ってことが多い。
苦痛なほどつまらなくはないので、たしかに、いっときのなぐさみにはなる。
私にとってはそういう作家である。好みの問題だろう。

なにしろこのひとにはたくさん作品があるので、どれがどれやらごちゃまぜになってしまう。
レイクサイドと白夜行が面白かったやつだったっけ。
この本も読んだことあるやつだったしなー。
たくさん読んでいるわりに、私は東野圭吾に不向きなのかもしれない。

東野圭吾
ダイイング・アイ







花闇 / 園朝の女

たまたま偶然手にとって、続けて読んだ二冊の本に、同じ女が現れた。
柳橋の大幸(おおこう)。あるいはお幸。

一冊目では三代目澤村田之助の正妻であった時代の話、二冊目では田之助と別れたのちに三遊亭円朝の女房になっての話。
「あっ、今びっくりした顔だね」とは語り手円八のせりふだが、ああ、びっくりしたよ。
知らなかったもの。

一方では大柄でかさだかく、一方では小柄で華奢と書いてある。
ほんとうはどうだったんだろうなあ。

田之助と円朝が同じ時代に生きていたのだということが生々しく、二冊とも、弟子の視点から語られている体なのも面白く、乱読しているとこういうことがあるのだなあ、と。


皆川博子
花闇


松井今朝子
円朝の女

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鳩野ふみ
性別:
女性

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