タイ料理屋で昼飯を食べていましたら、おしゃれ文学青年ふたりがケルアックとバロウズだとケルアックのほうが読みやすい、とゆう話をしていた。
「ときどき恰好いいと思って『路上』とか読んでるってポーズするやつっているけど、あの頃の古き良きアメリカ?あの時代の空気知らないと解らないよね。ファッションでやってるって言うか」
「四方田さんがさあ」
「春樹とか沢木とか藤原とかさあ」
よっ、平成ビートニク。
バロウズなんか何言ってんのかほとんど分かんねえよ。
それよりタイ飯屋に来てパクチー避けて飯食うな。
「ハーブは大丈夫なんだけど」だとう。
裸でランチ食え。
カスタネダにはまってキノコ食え。
ちょっと意地悪な気持ちになった。
大人気なかったです。
ジャック・ケルアック
路上


ウィリアム・バロウズ
裸のランチ


カルロス・カスタネダ
ドン・ファンの教え

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