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アジア新聞屋台村

取材を頼んでいたタイ人がキャンセル、代わりにカンボジア人を用意され、会ってみたらラオス人。
とか

個人貿易デビューが原油。
とか

スパイシーだが、この会社の経理を担当するのは骨が折れそうだ


頑張れ桜田さん。
そして、野々村荘からもエイジアンからも卒業し、どこへ行くのか高野秀行。


高野秀行
アジア新聞屋台村



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心狸学・社怪学

あるきっかけで天袋から引っ張り出して、しばらくぶりに読み返した。
そうしたら、意外なほどはっきりと文章を覚えていた。
「エスキモーの白熊狩り」だの「ホッテントットのヒマラヤ攻め」などというフレーズも記憶していた。

あれっ。
この『社会学・心理学』は私の生まれる前に書かれている。
改めて巻末年譜でそう確認したら、なぜか驚いた。

アタマのどこかで、筒井康隆が同世代であるかのような錯覚をしているようだ。

年譜によれば、発表は昭和四十四年。当時著者三十五歳。
そりゃそうだ。筒井康隆は昭和九年生まれなのであって、年譜を読むまでもなく、冷静に考えたら同世代なわけがない。
今や立派な爺さんなのである。
作品中の「現代」世相だって、サイケやら安保闘争やら、むしろ親の青春時代のそれである。
しかし、気を抜くと脳が計算違いをしてしまう。

長年ファンでいて、もちろん年齢も風貌も知っているのに、そうした錯覚が抜けきらない。
十代の若い頃に文庫本が出るたび買って読んでいたせいだろうか。
筒井文学の青春期に、十代の青春期というタイミングで出会ったからだろうか。
同じ頃にやはり夢中になって読んだ星新一や小松左京に対しては「大人の人」という感覚があったように思うし、計算違いはおこらないので、不思議である。不思議だが、めんどうくさいので分析するのはおっくうである。

ひょっとして、十代の頃に太宰にはまってた人なんかも、そんな計算違いの感覚があるのだろうか。





筒井康隆
社怪学・心狸学




行李の中

しかし
考えてみれば

世の中には
役に立たない物の
方がはるかに
多い

…しかもそっちの方が
美しく見えるのだから
別にいいじゃないか


その通り。役に立つことが即ち物の値打ちではない。人の値打ちでもない。

そう思います。




今市子
百鬼夜行抄 4





プロフィール

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鳩野ふみ
性別:
女性

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