寝しなにこの本を読んだら
「男に手を出されて深い仲になり、その弟分がちょいちょい来てそのたびに金を借りていくようになった。弟分に貸した金がかさむほど男の足は遠のき、ある日男を訪ねていくと『焼いた鮭を土産にもってくるとはつまらない女だ』と言われて追い帰され『ああ捨てられた遊ばれた』と号泣」
という夢を鮮やかに見て実際に泣きながら目覚めた。
目覚めてからも胸が裂けそうで、久々な感覚に快楽を覚えたので、しばらく寝たまま余韻を楽しんで泣いてみた。
杉田かおるの人生が色々と濃いのでうっかりヘンテコな夢を見たりするのだが、なかでも「荻野目慶子ちゃん・薬師丸ひろ子ちゃんとおしゃべりで夜明かし」 というシーンには、あまりの顔ぶれの濃さに、轟音ならぬ業音がどこからか。
杉田かおる
すれっからし

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